インドネシア語学習者の就活

文化・言語
バリ男
バリ男
バリ男も就活の際は苦労しました。
どうも。バリ男です。

今回はインドネシア語学習者の就職先というテーマで独断と偏見を語ろうと思います。

本記事がオススメな人

  • インドネシア語専攻の大学生
  • 語学力を生かした仕事をしたいけど就職先に悩んでいる人
  • 海外で働いてみたい

海外で働く日本人のパターン

現地駐在パターン

これが王道なのではないでしょうか。大手の日本企業から出向して2-5年くらい現地駐在するパターン

メリット

  • 給料が良い

大手商社では駐在手当などを合わせると給料が2-3倍に跳ね上がります。

  • サポートがしっかりしている

大手の会社だと駐在の最初の一年は語学と環境に慣れるために語学学校に通うだけという会社もありました。(バリ男がジャカルタで会った駐在員の人はそうでした。特に車メーカー)また、住む家なども会社が払ってくれるケースが多く、良い家に家政婦付きで住むことが出来るかも。

デメリット

  • 仕事が忙しい

これは会社による部分が大きいですが、仕事内容よりも接待に時間を取られるという話は良く聞きます。取引先や本社の上司と平日は飲み会、週末はゴルフに付き合わなければならず忙しくなってしまうそうです。

  • 実際に海外に行くまで時間がかかる

もしも、あなたが入社してすぐに駐在したいとしても、会社としては「仕事を覚えていない人を送っても仕方ない」と判断されてしまうため、バリ男が会った駐在員は入社5-10年の人が多い印象でした。総合商社になると入社3-5年目の人もたくさんいました。

  • 結局は日本の会社

たとえ場所が変わろうと中で働いている人の中心は日本人です。そのため、日本に居た頃と変わらず上司には気を遣って、残業に文句は言わない。など日本と変わらない働き方をするケースも少なくないようです。

現地採用パターン(not 日系企業)

給料が多少安くても良いからとにかく現地に住んで働きたい!と言う人にはオススメです。

メリット

  • 契約更新し続けられればずっと海外に住める

現地駐在パターンと違い契約が続く限りずっと住み続けることが出来ます。ここを第二の故郷にする!という気構えがある人にはとても良いです。

  • ストレスなく働ける

職場では日本人は自分一人又は少数の事が多いため、日本人独特の空気を読む必要がありません。もちろん、文化や働き方の違いにストレスを感じることもあると思いますが、時間がたてば慣れてくるでしょう。

デメリット

  • 給料が安い

給与は基本的に現地の物価に比例しますので、物価の安い国では将来のために貯金などは難しくなります。「もし日本で働いてたらもっと貯金できた。。。」と思ってしまうかもしれません。良く聞くのは日本語が話せる能力給として他のローカルの1.2-1.5倍ほどの給料をもらうことが多い様です。

  • 孤独を感じやすい

職場で日本人は一人で日本語を話す機会がドンドンなくなっていき、日本の友達と話しても話題が合わなくなってくる。ふとした瞬間「私何やってるんだろう。。。」と孤独を感じるという人も多いのでは。

  • スキルや経験が必要な場合が多い

海外での現地就職は日本の転職と同じです。大抵の求人が営業での経験が3年以上、生産管理部門でのマネージャー経験がある人、アプリの開発経験がある人etcなど。こうなると新卒の人にはかなり厳しくなります。また、インドネシアの場合労働VISAを外国人に与える場合3年以上の職歴を求められます。

現地採用パターン(日系企業)

このケースはとても多いですね。現地採用として入社して本社から出向してきた日本人と一緒に働くケースが多いようです。

メリット

  • 日本の職場環境と似ている

外国にあるとはいえ日本人がマネージメントしている会社ですので日本独特の気配りなどは必要になるようです。日本で長く働いてきた人は馴染みやすいかもしれません。ですが、海外在住歴の長い日本人も多いので社員同士の関係性はさっぱりしている事も多いようです。

  • 日本人とのつながりが出来る

職場に日本人が居るので友達を紹介してもらい、輪が広がります。しかし、海外在住歴の長い日本人の中には「そんな事も知らないの?」とマウントを取ってくるめんどくさい人も多いのでうまく付き合っていく必要があります。

デメリット

  • 駐在組との関係性

本社から駐在で来ている人たちは給料もプライドも高いです。彼らのライフスタイルに合わせようとすると心も財布もすり減らしてしまうことがあります。もちろん、優しい人もたくさんいます。

  • ローカルの友達ができにくい

メインの友達が日本人になってしまうとローカルの友達の輪を広げるのが難しくなります。仕事以外のコミュニティーに入ってローカルしか知らない情報を教えてもらいましょう。

NGO・NPO系

海外青年協力隊などボランティア色の強い職種です。

メリット

  • ローカルの人との信頼関係が構築できる

NGO・NPO系はローカルの人たちと一緒に働いて、暮らすことも多いためローカルの人たちと仲良くなれる機会が多いです。まだ、若くてエネルギーのある人にはオススメです。

  • 達成感

NGO・NPO系は過酷な生活環境の中ローカルの人たちに手助けをする場合が多く、帰国する際にはサバイバル精神と達成感を得られるでしょう。

デメリット

  • 給料が安い

ボランティア色が強いので給料は安いです。若くて貴重な体験をしたい人向けですね。

  • キャリアとして評価されにくい

海外青年協力隊で得た経験をダイレクトに生かせる会社は少ないかと思います。(海外でのビジネス勤務経験がある人が優遇される)

外交官、国際機関職員

狭き門ですが、給料とやりがいのバランスがとれているため多くの人にオススメ!

メリット

  • 給料が良い

外交官や国際機関職員はベースの給料は国家公務員の人に準じますが、海外に駐在することで様々な手当や住居補助などがもらえます。どの任地になるのかランダムのようですが物価の安い国に配属になったら相当貯金出来るはずです。

  • やりがいがある

特に外交官は国を代表して働いているのでやりがいを感じると思います。国際機関職員もレベルの高い同僚と仕事をすることになるので他の仕事では得られないプライドを持って働く事が出来るでしょう。

デメリット

  • 求められる能力が高い

外交官のような国家公務員の場合まず国家公務員試験を突破しなければいけません。その上で英語やその他の言語をビジネスレベルで話せるようになるには相当な努力が必要です。国際機関職員(WHO・国連・IMF・UNICEF等)の場合は学歴が修士以上且つ海外での業務経験2年以上などと高いハードルが設けられている場合が多いです。

  • 現地邦人の目に気をつけなければならない

土日はクラブでナンパしたり、マッチングアプリでデートしたりなど普通の会社で勤めている人なら普通にやっている事が国家公務員や国際機関で働く人たちにとっては危険な行為です。いつどこで現地に住む日本人に目撃されて噂を立てられるかわかりません。

あまり知られていないインドネシア語を生かせる就職先

在外公館派遣員・専門調査員

一般社団法人国際交流サービス協会が毎年2回行っている制度です。

全世界にある大使館・領事館で2年期限付で語学力を生かして働く仕事です。

募集は大使館ごとに募集言語が定められているのでインドネシア語学習者と競争することになります。

給与も月額24~39万円(勤務地による)なのでかなり良い給料でインドネシア語を生かしつつ働けるのでキャリアとしてもオススメです。

国際交流サービス協会ホームページ

日本語パートナーズ

国際交流基金アジアセンターが主催する約6ヶ月間日本語をアジア諸国で教える制度。

インドネシアへの派遣人数が一番多く、求められるインドネシア語のレベルもそこまで高くないので

日本語教師を目指している学生などにはオススメ。

給料は月約11万円+諸手当なので現地での生活には困らないでしょう。

また、国際交流基金も毎年職員を募集しているので狙い目です。

国際交流基金アジアセンター

JNTO

日本政府観光局のことです。ジャカルタにも事務所を持っているためインドネシア語を使って業務をする機会もあるでしょう。日本の魅力を世界に伝える機関ですので、英語+インドネシア語という組み合わせが一番評価されると思います。新卒採用がメインの様です。

給料は月20万円ほど(福利厚生が充実しています)

JNTO採用ホームページ

外務省専門職

外務省が独自で募集している仕事です。言語のスペシャリストとして外務省や海外の大使館で働くようです。求められる能力も高く言語だけでなく一般教養の勉強にも力を入れた方が良いでしょう。また、採用された場合、外務省から今後勉強する言語を指定され、2年間現地の大学に有給で通うことになります。その後、勉強した言語の地域の大使館もしくは外務省で働くようです。ハードルは高いですがアカデミックな道でキャリア形成をしたい人にはオススメです。インドネシア語で受験する人は少ないのでは?

給料は月22万ほど(新卒の場合)

外務省専門職員試験

私立大学職員

ほとんどの大学に国際センターと呼ばれる留学・留学生のケアや海外の大学とのやり取りをする部署があります。

インドネシアの大学と協定を結んでいる大学でしたらインドネシア語を話せる人を求めている大学もあります。しかし、こちらも基本は英語が出来る上でのインドネシア語の能力を求められるはずですので英語の勉強もしっかりしておきましょう。

まとめ

インドネシア語話者の求人ってあまりないですよね。

しかし、実際は企業によっては喉から手が出るほど欲しい企業があります。ですが、その求人まで辿りつけず諦めてしまう人が多い印象です。

インドネシア語検定B級以上を持っている人でも仕事ではインドネシア語を使っていない人も多いです。

また、日本政府の外郭団体で派手な求人はしていないけどインドネシア語話者を募集しているところが意外にたくさんあります。そういった団体は大抵ゆっくりと働ける場合が多いので学生なら穴場の求人を探し出せるかもしれません。

基本的にインドネシア語能力だけを求められる場合は少ないので英語+インドネシア語+貿易関係の資格、IT関係の資格などを取っておくとより有利に就活を進めていけるのではないかと思います。

こんな偉そうなことをいっているバリ男は来年から無職になる予定です 笑

 

 

 

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