
やっぱり継続って難しいですね。
コツコツと記事を積み重ねていらっしゃる他のブロガーさんたちを尊敬します。
なぜブログを再開しようかと思ったかというと、グーグルアナリティクスでブログへの訪問者の7割が検索エンジンから流入しているのを見て「自分のブログが宣伝をしなくても読まれていること」が嬉しくなったのでもう一度始めてみようと思いました。
さて、半年ぶりの記事はやはり皆さんが気になっているコロナ禍のバリ島の現状というテーマで現地在住目線で語ってみようと思います。
目次
- バリ島のコロナ感染者数
- ワクチン普及状況
- 観光客受け入れはいつ?
- バリ島の人々の状況
- まとめ
バリ島のコロナ感染者数

バリ島の過去6ヶ月間の月別新規感染者はこんな感じです。
12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 |
3609人 | 8458人 | 7810人 | 5304人 | 4663人 | 2446人 |
出典:Satuan Tugas Covid 19 Indonesia インスタグラム
やはり年末年始から政府も社会活動制限などの様々な制限を設けたので、新規感染者数は減っていますね。
4月から5月にかけて感染者数が大幅に減少しているのは、ワクチンが普及していったからと思います。
7月に海外からの観光客受け入れを目指していると中央政府は発表しているのでどうなっていくのか見守りましょう。
ワクチン普及状況

インドネシア外務省の発表では、バリ州が1番ワクチンの普及率が高くて、6月14日時点で95.8%達成したと報道されています。当初のワクチン普及計画の目標数の715,915人中685,860人の人が1回目と二回目の接種が完了しているようです。(出典:merdeka.com)
この普及計画の目標数は主に医療従事者、政府観光再開時にコロナフリーゾーンとしたいヌサドゥア、サヌール、ウブドに住む観光事業関係者で構成されているといわれています。
各地の市場を接種会場として、バンジャールが主体となって住民に接種しているようです。
気になるのが、バリに住む日本人は接種できるのか?という点ですが、日本総領事館によるとデンパサール市に住むKITAS,KITAPを所持する日本人であれば接種が出来るようです。
デンパサール市以外に住む日本人でもワクチンを接種した人もいるようですが、バンジャールの対応によってバラバラで、「KITASを持っていればOK」というところもあれば「総領事館からの推薦書をもらって来い」というバンジャールもあるようです。ちなみに、接種するワクチンの種類は中国製のシノバックかイギリス製のアストラゼネカで自分では選べません。
観光客受け入れはいつ?
この記事を見てくれている人の中にも早くバリに行きたくてたまらない人もいると思います。
それは日本人だけじゃなく世界中の人たちも同じことを考えています。
なんせ、Trip Adviserの旅行者が選ぶ人気観光地ランキング2021で1位に選ばれていますからね。ちなみにロンボク島は22位でした。
気になる観光受け入れ時期ですが現状で国内からの観光客は受け入れています。
町中をみてもたまにジェルバブをかぶったジャカルタから来たらしい人たちを見かけたりします。
しかし、バリ島の人々のメインの収入は海外から来る観光客が落としていくお金です。
中央政府の発表では、7月を目処に海外からの観光客受け入れを再開を目標にしているとしていました。
また、インドネシア観光大臣もバリ島の観光再開の準備は90%完了していると記者に話すなどしており、バリ州知事も大統領に対してバリ島の現状を伝え、早く観光再開をするよう要請したというニュースもありました。
バリ男の予測としては、観光再開しても日本からの受け入れはオリンピック後にずれていくと思います。
バリ島の人々の状況

バリ男は約2年前からバリに住んでいるのですが、今回のコロナのせいでジャワ人の友達はほとんど田舎に帰ってしまいました。
バリ人のレストランを経営している人、サーフレッスンをしている人、観光ガイドをしている友達なども車を売ったり、サーフボードを売ったり、土地を売ったりと身を削って生活費を捻出しています。
コロナが始まった頃は、バリ男も「バリ島が観光地になる前の生活に戻っただけで、農業や釣りをしてなんとか生きていけるだろう」と思っていましたが、多くの人は今までの伝統的で質素な暮らしを離れて長い時間がたつので、前の生活スタイル戻せる人は少なく、先祖から代々所有していた農地を売って、市街にレストランをオープンした人が多く、帰る家もお金もないという悲惨な状況がここ1年半続いています。
クタ、スミニャック、ヌサドゥアの町中は特にひどくて、ほとんどの店が閉まっています。
この前驚いたのがクタでのサーフィン帰りにマッサージを受けたくてお店をGoogle Mapで探したらレギャン通りのマッサージ屋がすべて閉まっていました。
一方でサヌール、チャングー、デンパサール市内はほどほどに人がいて、店も割と開いています。
やはり長期滞在の人が多いからでしょう。
生活に困っているのはバリ人だけじゃなくて、バリに住む日本人もかなりの数の人が日本に帰りました。
お客のほとんどが日本人観光客の人が多くて、一年間収入ゼロという人も珍しくありません。そのせいで暇だから毎日酒を飲みまくっているアル中みたいな人もいます。
バリ男が今回のコロナで感じたのは、やはり固定費がかかるビジネスは移住に向いていないということです。
チャングーはコロナ禍でもどうやって入国したか不明なロシア人などが長期滞在しています。彼らの多くは母国の会社からリモートワークを許可された人やブロガー、ネット販売サイトを所有しているなど固定費がほとんどかからないノマドワーカーです。
バリ島はあくまで観光の島なので、観光客がいないビジネス的に何のうま味もありません。土地の値段も上がっているので家賃は高くなる一方ですので店を構えてビジネスをするのは土地を買えない外国人にとってリスクが大きすぎると感じました。
まとめ
久しぶりにブログを書きましたが、やはり難しいですね。
コロナが始まって2年が経とうとしています。賑やかだった頃が思い出せなくなってきてます。
そろそろバリ人の生活も限界ですので、一刻も早く観光再開してほしいものです。
ワクチンの効き目も立証されている国とそうでない国があるので不安な部分がありますが、そんなことを言っている状況ではないので、早くみんなでビンタンで乾杯したいです。
バリ男個人としてもバリに引っ越してから一回も友達をバリに呼べていないので帰国前に一回は友達とバリでいい時間を過ごしたいですね。
読んでいただきありがとうございました。
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